❶ 将来利息がカットできる可能性がある

基本的に借金の返済は元金+利息を完済まで払い続けることになりますが、債務整理をすることによって、和解までの利息を入れたうえでその後の完済までの将来利息が発生しないため、月々の返済で確実に借金を減らしていくことができます。※業者によっては、将来利息のカットが難しい場合もありますが、その場合でも可能な限り負担の少ない将来利息で提案します。

❷ ３～５年の分割払いになる

リボ払いや額の大きい債務の返済は完済までに非常に長い年月を要しますが、債務整理をすることによって、３～５年の分割払いにすることができるので、完済までの期間が短くなるだけでなく、将来の計画が立てやすくなります。

❸ 返済してもなかなか元金が減らない状態を解消し、計画的に決まった回数で確実に借金の返済を完了することができる

高い利率で利息を払い続けていると、いつまで経っても払い終わりません。一体いつになったら借金がなくなるんだろうという不安から解放されて、決まった回数の返済をすることで、確実に債務をゼロにできます。

❶ 信用情報機関に事故情報が登録される

任意整理は裁判所を通さない手続きですが、カード会社から信用情報機関に事故情報が登録されてしまうため、信用情報（いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれるもの）に載ってしまいます。任意整理の場合、支払いが完了してから５〜７年の間はブラックリストに載り、新たにクレジットカードを発行したり、ローンを組んだりすることは困難になります。

❷ 保証人がついている債務の場合は保証人に請求がいってしまう

一般的な消費者金融で保証人を立てることは少ないですが、連帯保証人を設定している場合には、連帯保証人へ請求が行ってしまいます。特に奨学金は、家族や親族が連帯保証人になっているケース（人的保証制度）が多く、債務整理の際にネックになるパターンが多く見受けられます。

❸ 一部ではあるが、任意整理に応じてくれない業者も存在する

任意整理はほとんどの業者と和解交渉が可能ですが、一部で任意整理を認めてくれない業者もいます。マイナーな業者は要注意です。また、そのような業者は、任意整理に応じたとしても分割回数の制限を求められる場合もあります。